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 昨日に引き続き今日は吟詠コンクールの決勝大会。今日の出場は少年の部で
九州大会2位で通過した日名子太一くんと同じく九州大会優勝で通過した私の二人。
全国大会初出場の太一くんは朝から緊張気味。発声が喉と鼻にかかっていて
いつもの太一くんの響きのある澄んだ声ではないのが心配だった。

 私はというと・・・九州大会から今日まで声は絶好調で毎日の稽古も回数を重ねて
準備万端、過去になくいい仕上がりだった・・・なのに・・・なのに
又しても持病のトラウマが顔を出した。舞台袖にスタンバイし自分の出番迄5、6番目
という時に必ず胃酸が上がったきて胸に空気が溜りゲップが出る。次に一瞬耳が
聞こえなくなる。この公財吟詠コンクール、少壮吟士吟詠家コンクール
そして剣詩舞コンクールと、もう30年以上毎年のように立ち続けているのに・・・
 ここ10年くらい前からこのトラウマと戦っている。特別緊張もしてないし、頑張ろうと
気負ってもいないのに自分を、自分の声をコントロールできない、それでも一昨年は
5位入賞に食い込めたのだから何とかなるきっと大丈夫と自分に言い聞かせて
マイクの前に立ったのに。なしか~
 不思議なのは、この笹川記念会館の舞台だけこの症状がでる。なしか~
結局、太一くんと私の吟詠コンクール全国大会はあっさり終わってしまった。